〈オリジナル英文記事〉今朝、私はM.Lindenから受け取った内部データの表を元にした記事をGigaOMに提出した。データでは、昨年の8月以来、セカンドライフのユーザー値は確実に伸びており、現在は月間73万1千のユニークリピートログイン数を記録している。(この数字には、毎月作られている新アカウントは含まれていない)全体チャートは、こちら。
現在、リンデンは月間アクティブユーザー(1ヶ月に少なくとも1時間ログインした住人と定義)のレポートを3月の数字で65万と発表している。月間アクティブユーザーが55万あたりで、ぬかるみにはまった状態になっていた過去数年間の数字よりも、ざっと10万増加していることとなる。言い換えれば、2007年の中盤からセカンドライフを苦しめ続けてきた成長率停滞期が、ついに終焉を迎えたようだ。
M.Lindenは、月間のユニークリピートログイン数(MURL)というのは、月間アクティブユーザー数と同じくらいか、もしかしたらもっと重要な測定基準であると語る。なぜだろうか?
その理由は、月間アクティブユーザー数には、オリエンテーションの為に1時間以上を過ごしたものの、その後二度と戻ってくることはない新規ユーザー数が含まれてしまう。しかし、MURLのカウント方法では、そのような新規ユーザーを数に含まない。「MURLは、インワールドで1時間を過ごした人数ではなく、ログイン数なのです」とM.Lindenは、私へのE-mailに書いた。「とても違った基準点(であり、他のソーシャルメディアサイトでは、もっと典型的に見られる基準)なのです。」そして、彼はこう続けた。「数字は73万1千ですから、1年前の58万3千よりも伸びています。」
YES。彼は73万1千という数字の中にロボットが含まれていることを認めた。:ロボットの活動総数は、この数年変わっていないとも言っていたが。(彼は10%のユーザー活動が、実はロボットによるものであるというZee Lindenによる概算を肯定した)言い換えれば、ロボットの存在があるにも関わらず、彼は数字の上昇のほとんどがリアルユーザーによるものだと信じている。さらには、そのユーザー数がリンデンドルを消費していると。「3月には、45%の住人がリンデンドルを使いました。この数字は、しばらく落ち着いています。」そして、彼は付け加えた。「ロボットはお金を使いませんよね?」
MURLの成長率を見てみると、2009年の終わりまでに数字は100万を超えるかもしれない。どんな結果となっても、セカンドライフの中盤の年に起きた停滞期が公式に終了したことは否定できなそうだ。
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