<オリジナル英文記事>昨晩お伝えしたように(原文は5月20日に掲載されました)リンデンは、はるかにユーザー数が少ないながらも、セカンドライフをスカイプの競合相手にしているVoIPの使用者数について、ほめちぎっている。これが、セカンドライフに沢山のボイスアプリケーションがつくことになった理由だ。その機能は今日からベータ版が始まっている:携帯電話からアバターへの通話を可能にするAvaLine、アバターに通話が出来るデスクトップアプリケーションSLimの再スタートである。今年の終わりごろには、ボイスフォントとSMSでアバターにメッセージが送れるアプリケーションや、その他のアプリケーションも出てくる。
しかし、ボイスチャットは今、どれくらい普及しているのだろうか?私自身は、必要なときには使うが、インワールドのインタビューで必要だと感じることはほとんどない;VoIPが始まって以来、セカンドライフユーザーが150億分以上会話しているというのは、本当にあり得る話なのだろうか?キャンプファイヤーがあるチャットスペースで、プロダクトVPのJoe Linden(上の、銅のロボット)は、リンデンがどのように数字を弾き出したのか説明した:
もしセカンドライフの中でマイクをオンにしているだけだったり、バックグラウンドに聞こえるノイズや息といったものはボイスチャット使用量にはカウントされないと彼は言う。(多くの人が、それも含まれていると思っているが)事実、もしあなたがSLの中に一人で立って、自分に話しかけたとしてもそれは1分たりともカウントされることはない。「ボイスチャットとしてカウントされるには、聞き手がいなければなりません。」と彼は付け加えた。住人が話したり聞いたりするためにローカル、またはアクティブなボイスチャンネルに接続したときだけ使用量としてカウントされる。
この基準を考えた上で、どれくらいボイスが普及しているのか。Joe Lindenは以下の統計を示した。
- 52%の住人が、常にボイスチャット可能にしている
- 35%の住人が、時々ボイスチャット可能にする
- 10%の住人が、常にボイスチャットをオフにしている
この数字を見ても、ボイスチャットを使っているのは住人の半数だけだ:「50%のセカンドライフアクティブユーザーがボイスセッションをしています」と彼は言った。ボイスチャットが使われるようになってまもなく、リンデンのVoIPパートナーであるVivox社のCEOは、ボイスユーザー数は30%;そして昨年には今回の数字と同じく50%だと言っていた。
その他の統計:
- 毎15分ごとに、インワールドでは10万件の会話がされている。(1つのSIMで数十件の同時セッションが出来る)
- グリッドの97%はボイスチャット可能である
- 教育者や企業ユーザーは、「事実上、100%ボイスチャットを利用している」
Joe Lindenはリンデンが、ボイス使用量をスカイプのカウント法と同じように集計していると言う。「ユーザーが、オーディオソースやスピーチを聞いているだけの時でも、聞くことと話すことを分けてはいません。」そして彼は、セカンドライフの中では、話をするユーザーよりも、聞いているユーザーのほうがずっと多いことを認めている。
2007年4月より、SLウロウロユーザー。オーストラリア在住。音楽イベントによく出没します。悩みの種は微妙な時差でイべント中に眠くなること。超有名ブログの日本語訳は大チャレンジですが、日本のユーザーの皆さんとNew World Notesの記事をシェアすることができれば光栄です。
ゆるゆるSLブログ「りすが行くわよ」http://ameblo.jp/sannyy/
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