セカンドライフに関する長編ドキュメンタリーLife2.0が、2010年Sundance Film Festivalのフェスティバルスポットライト参加作品として発表された。映画好きなら、これがどんなに素晴らしいことか分かるだろう:Sundanceは、世界で最も名声があり重要なインディーフェスティバルであり、Steven Soderbergh、Quentin Tarantino、そして Coen Brothersといった映画界の権威者達がキャリアをスタートさせた場所でもある。
そして、自主制作のフィルムメーカーにとっては、ハリウッドのスタジオなどと配給の契約を結ぶチャンスを探すのに最も適した舞台である。ここに映画のオフィシャルサイトがある:そして、興味をそそる予告編を以下でチェックして欲しい:
"Life2.0"ドキュメンタリー予告編 fromJason Spingarn-Koff on Vimeo
Life 2.0 の監督Jason Spingarn-Koff は、Sundanceで彼の作品が公開されることに本当に大喜びしている:「大変な名誉であり、夢がかないました!」彼はE-メールで私に言った。「私は3年以上前にセカンドライフに登録しました。そして、限りなく魅力を感じています。-なんというか、以前だったらサイエンスフィクションのようなことが体験できます。」(SLでは、彼のアバター名はJay Spireである)「語られるべきストーリーがあっても、SLの中では現実世界の身元をがっちりと守る人が多いため、大抵は映像化が不可能になってしまいます。私のアバターは映画用のバーチャルカメラを抱えながら世界中を旅して、メインキャラクターを探すのに6ヶ月以上もかかりました。」私の主題の為に現実とバーチャルの生活を公開し、彼らのストーリーを共有してくれた人達に、私は非常に感謝しています。」SL内で元手の為に募金活動をした時、たった$100しか集まらなかった映画としては、上出来だ。
私が述べたように、Sundanceは配給の契約を取るには最適な場所である。だから、Life2.0が劇場やTVネットワークでもうすぐ見られるチャンスは大きい。それまでの間は、映画のFacebookページで進捗状況を追うことができる。Jasonの好意により、要約と映画のショットを次に紹介する:
「この長編ドキュメンタリーは、セカンドライフと呼ばれるバーチャルワールドによって、生き方が変えられた人々を追っています。そして、このフィルムはホットな新しいテクノロジーの実験以上に、個人に焦点を当てています。バーチャルワールドの中に、現実生活で欠けているものを見出そうとする人々のキャラクターベースのドラマです。」
「デトロイトに住む若い女性は、バーチャルファッションと、家のデザイナーとしてスターになりました;アメリカ人とカナダ人は、オンラインで恋に落ち現実の生活を一緒に築くことに奮闘しています;ある男性は、自分の潜在意識を表現する為と信じて、11歳の少女のアバターを作ります;結果は思いがけず、時に不安になるようなものです;人間関係の修復、自己認識、そして現実という概念に行き着きます。」
イメージクレジット:life2movie.com
2007年4月より、SLウロウロユーザー。オーストラリア在住。音楽イベントによく出没します。悩みの種は微妙な時差でイべント中に眠くなること。超有名ブログの日本語訳は大チャレンジですが、日本のユーザーの皆さんとNew World Notesの記事をシェアすることができれば光栄です。
ゆるゆるSLブログ「りすが行くわよ」http://ameblo.jp/sannyy/
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