最近開かれたロンドンファッションウィークで最新コレクションを発表したスウェーデンの有名デザイナーAnn-Sofie Back、そのコレクションには、素晴らしいひねりがあった。そのデザインは、彼女が時々訪れるセカンドライフにインスパイアされたものなのだ。(上のエンジェルチックなものを含むスクリーンショットは、彼女のブログより)Elle UKが、彼女のコレクションの写真を掲載している。--彼女が、どのSLデザイナーに最も影響を受けたか分かるだろうか?
Ann-Sofie Backのセカンドライフアバター;Ms.Mackの最新コレクションの作品
さらに興味を引くのは、Ms BackがUK Independent誌に話している、彼女のSLでの職業についてだ。「私はSLで、ストリッパーとして生計を立てています。-本当に簡単に稼げます」(これは、セカンドライフで予測できないアイデンティティーを持つ人の一例だろう。時に、バーチャルストリッパーというのは、トランスヒューマニストのKurzweilのファンにもなる;そしてまた別の時には、RLのほとんどを裸のモデルと一緒に過ごすファッションデザイナーになることもあるのだ)
彼女の最新コレクションはかなり創意に富んだもののようだが、Ann-Sofie Backのセカンドライフに対する見解は、刺激的なものではなさそうだ。彼女はIndependent誌にこう語っている:
「セカンドライフは、まったくひどい、何も起こらないスローゲームですが、人々は服装や、髪型、メークアップに気を使っています。不思議なことに、何かとても素晴らしいものを作り出すチャンスがあります-うさぎの耳をつけてもいいし、緑の肌になることだって出来ます。でも多くの人はKatie PriceやPeter Andreのような見た目になりたいと思っていて、Big Brotherに出てくる人のような服装を身につけたいと思っているのです。現実世界よりも、より順応主義といえます。」
セカンドライフの中に、沢山の平凡でありきたりなファッションがあることは事実だが、Ann-Sofie Backの一般概念からは、彼女がまだセカンドライフをあまり探検していないことが分かる。そして、SL独自のファッション(例えば、ここや、ここ)を見る機会があまりないのではなかろうか。それは、非常に残念なことだ。もし彼女に探検をしたり、SL独自のファッションを見る機会があれば、もっと沢山のインスピレーションを受けることが出来るだろう。
しかし一方では、すでにセカンドライフのデザインが彼女の方向性を予測させているようだ--例えば、このGrady Echegarayのピクセルヘッドドレスと右側のMs Backによるピクセル風のドレスを比べた時のように。もしかしたら、彼女の言いたかったことが、正しく引用されなかったのかもしれない。私は、彼女にインタビューを試みているところだ。
Image Credit: Ms Backのアバタースクリーンショットは彼女のブログより。Ms Backのデザイン写真はUK Elle経由でIMAXTreeより。Hat Tip: Sanny Yoshikawa, Grace McDunnough
2007年4月より、SLウロウロユーザー。オーストラリア在住。音楽イベントによく出没します。悩みの種は微妙な時差でイべント中に眠くなること。超有名ブログの日本語訳は大チャレンジですが、日本のユーザーの皆さんとNew World Notesの記事をシェアすることができれば光栄です。
ゆるゆるSLブログ「りすが行くわよ」http://ameblo.jp/sannyy/
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