ここにご覧いただいているのは、SpotON3D という、Facebook で動作する、OpenSim ベースのプラグインのスクリーンショットだ。現在、クローズドテスト中の SpotON3D について、創設者の一人Tessa Kinney-Johnson は次のように語る。「Facebook ページ上で、完全に機能するウェブプラグインを体験できます。言い換えれば、FarmVille や他の Facebook アプリが、APIで動くということです。全て、予想どおりに機能しています。バグについては、もちろん対応中ですが。」
上のスクリーンショットから分かるように、Facebook 上の SpotON3D にプリムベースのコンテンツを作成することができるようになる。「もちろん、ダイナミックコンテンツも作成できます。これは、基礎的な環境を作るだけでも、C#を知っていなければ出来ない Unity とは違います。これは、私達のテイストの OpenSim プラットフォームです。何の制限もなく完全に機能するコンテンツ製作とデリバリー、クラシファイド広告、オフラインメッセージ、グループサポート、他にも色々あります。」(この会社では、来年、メッシュの新作発表も予定されている)
Kinney-Johnson は、SpotON3D が焦点とするものについて、こう語る。「SLでの体験を再現することではありません。Web3.0のビジョンを現実にし、他のプラットフォームには今まで不可能だった場所へと進みます。」特許の技術を使っている為、彼女はこのプラグインがどのように動作するのか具体的に述べることは拒否した。しかし、どのような技術を使っていないかは教えてくれた。「私達のプラグインは、サーバーサイドレンダリングではありません・・・Unity ベースのブリッジシステムでもありません ・・・単純なログイン画面をポップアップさせるプレインストールクライアントを立ち上げる起動プログラムでもありません。」
SpotON3D には、内部経済と、基本的な土地の所有権/使用権も用意されている‐‐以下に続く:
「私達は、通貨購入の手段として、Facebook とGoogle の通貨システムを追加することを検討していますが、今のところPaypal が私達にとって最もふさわしいシステムとなっています。」新ユーザーは、空き居住地の「PodPads」を受け取る:「PodPadsはシンプルな20x20の3Dテーマランドで、各ポイントは、最初の30日間無料で利用することができます-' 誰にでも受け入れられる' ウェブスペースであり、ここを拠点として、Facebook フレンドや家族を直接呼び寄せることができます。
Facebook について話すと、アカウントはFacebook ID で開くことも出来るし、「ご希望でしたら、アバター名でも開くことが出来ます。」これは、かなりすごそうだ。この会社は、$250,000 の資金で設立され、現在24人近くの有給スタッフと「ボランティアのWeb3.0専門家」のチームで運営されている。
本当に、とても面白そうだ。もし Facebook へのインプリメンテーションが成功すれば、3D体験に新しく大きなユーザーベースを持ってくる助けになるだろう。しかし、Alphaバージョンから、パブリックフォーラムに移行させるという挑戦が待っている。
Betaバージョンの試験者として体験してみたい方は、会社のEメール [email protected] へ招待をリクエストしてください。
Philippe Pascalからの情報に感謝!
2007年4月より、SLウロウロユーザー。オーストラリア在住。音楽イベントによく出没します。悩みの種は微妙な時差でイべント中に眠くなること。
日本のSLで起きている面白いこと、ニューワールドノートに紹介したいことがあったら教えてください。
「りすが行くわよ」http://ameblo.jp/sannyy/
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