なぜLinden Labが発表したipadアプリCreatorverseが、バーチャルコンテンツ制作の未来にそんなに重要なのか知りたければ、タブレットで遊ぶ子供を見てみるとよいだろう。
(例えば、上の写真はipadに夢中になっている私の3歳の甥Henryだ)Gartner Researchによれば、6億6500万台のタブレット端末が2016年までに使われ、その45%以上がipadになるだろうという。2007年に5歳で最初のiOSを体験した子供達は、現在10歳で、この先の数年間に渡りゲーム市場のメインセクターとなるだろう。マーケットの成長と共に、彼らはラップトップではなく、タッチスクリーンを持つタブレット端末上でインタラクティブエクスペリエンス(双方的な体験)を期待するようになるはずだ。
最近、私はこの件について、Stylus(reg.req.要登録)というトレンドウォッチサイトにレポートを書いた。その中で、1200万コピーを売り上げた子供向けのサンドボックス型ipadゲームToca Bocaの成功に触れた:
Toca BocaのCEO Björn Jefferyは、「キーになる要素は、タッチスクリーンです。タッチスクリーンは、これからどんなタイプのインターフェイスにも、広く行き渡るはずです。」と話してくれた。「子供の頃から(タッチスクリーンなどの)この種のインタラクションに触れて育つことで、今(の大人達は)習ったり、教えてもらわなければ出来ない動作が、自然に身につくようになるかもしれません。」そして今、ipadに触れて育っている子供達は、この先も、Toca Bocaのようなゲームや、そしておそらくCreatorverseのような製品に、指先による制限のない体験を望むようになるだろう。
2007年4月より、SLウロウロユーザー。オーストラリア在住。音楽イベントによく出没します。悩みの種は微妙な時差でイべント中に眠くなること。
日本のSLで起きている面白いこと、ニューワールドノートに紹介したいことがあったら教えてください。
「りすが行くわよ」http://ameblo.jp/sannyy/
Comments