By request from Japanese SLer @fennel2, New World Notes alum Sanny Yoshikawa wrote this Japanese language summary of my interview with Linden Lab CEO Ebbe Altberg:
自分が読んだついでにざっくりと要点をまとめました。対訳ではなく要約です。 LindenのCEOインタビューの後、SansarとSLの将来についてどう感じたか尋ねた読者調査に79人が投票した。そのうち約51%が記事を読む前よりも信用が高まったと答え、あまりポジティブな印象を受けなかった人は1/4以下だった。そして筆者自身もCEOの情熱や知識に感銘を受けた。インタビューで聞いたことの中から筆者が考える良い点と悪い点を挙げる。
良い点: ・SLの土地の維持費が高いことを公然と認めている。特に「今まで土地を過剰に収益化してきた。」という発言があった。以前のCEOとリンデンスタッフは、SIMがどんどん減ってもそのことを認めようとはしなかった。 ・SansarがVR中心の製品として発表されたことを大げさな宣伝だったと認めた。当時、VRが売れる見込みはそれほどなかった(そして、いまも同じ)。筆者はPhilip Rosedaleが最近High Fidelityで発表したのと同じように、SLがPCのパフォーマンスを焦点にすることを願っている。 ・SLの初心者向けユーザー体験にゲームの仕組みを追加する計画を発表した。筆者は、初心者だけでなく全ユーザー向けの体験にゲームが追加されたほうがいいと思うが、とりあえずは良い傾向だといえそう。 悪い点: ・極端なフェティッシュのアダルトコンテンツにより、SLがブランディングの問題を抱えていることを軽視している。SLのなかには色々な(本文参照)フェティッシュの世界があるが、EbbeはSLのアダルトエリアにほとんど行ったことがないか、そういう場所に極端なコンテンツがあることを分かっていない。(ので規制ができておらず、ブランディングに悪影響を与えている) ・メッシュが最適化されていないことでSLがソーシャルバーチャルワールドとして上手くいかなくなることに無関心。人気のあるメッシュボディが最適化されていないことに筆者が触れると、Ebbeは「ユーザーは、ユーザーがやろうとしていることをやる」と肩をすくめて言った。彼にとってはそれでいいかもしれないが、それでは企業として公正に、SLをVRChatやほかのソーシャルワールドのようにプロモートできないだろう。 ・クラウドベースのストリーミングオプションの優先順位が下がった。5年前にストリーミングサービスのOnLiveにSLが入るという話が盛り上がった(が、残念ながらなくなった)。価格設定的にも問題ないようなのに、Ebbeが「いつかやるかもしれない」と消極的なのはもったいない。SLはAmazon Cloudに全部入っているのだから、クラウドストリーミングもすればいいのにと思う。
Domo arigato, Sanny!
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