Sanny Yoshikawa が、New World Notesのなかから、毎月おすすめのバーチャルワールドニュースを日本語で紹介します
Sanny Yoshikawa covers the monthly virtual world highlights from New World Notes for virtual Japan.
Linden Lab、割引と取引手数料の値上げでSecond Lifeの経済基盤を変化させる
Linden Labが、SL20周年を記念して、フルリージョンの月額価格を20ドル引き下げることを発表しました(変更後のフルリージョンは月額209ドルとなりました)。また、Premium Plusメンバーは、土地の利用料をUS$ではなく、リンデンドルで支払うことができます。
一方、LindeXの手数料は以下のように変更されました。
リンデンドルの購入手数料が10%に引き上げられ、1回の取引につき、最低手数料が1.49ドル、最高手数料が14.99ドルとなります。また売却手数料が5%に引き上げられました。
リンデンドルの売買手数料を変更することで、コストを吸収し、その一部を分配することが狙いであるとLindenは発表の中で言っています。
この価格設定について、Wagnerは次のようなポイントを強調します: この価格変更は、SLユーザーがPremium Plusに登録するよう促すものです。Linden Labは今までのようにバーチャルの土地を同社の主な収入源とするのではなく、徐々に月額課金や取引手数料に収入源を移行させています。
そして当然のことながら(このRedditのスレッドが証明しているように)、SLに土地を所有していない一部の人々はかなり怒っています:
リンデンドルを売買する人全員からお金を集めて、プライベートリージョンを所有する余裕のある人だけに恩恵を与えるための費用としています。この記事には具体的にそう書いてあるのです。
これは「逆ロビンフッド」ではないでしょうか?
私はこの変更から何の利益も得られず、代わりに金持ちの利益のために年間約30ドルの追加費用がかかることになるのです。
これはもっともな意見ですが、高額なティアコストは持続可能ではなく、SIMのオーナーシップが侵食され続けてしまうという視点が欠落しています。
一方、取引手数料へのシフトは、クリエイティブなコミュニティに利益をもたらしているようです:
2014年、リンデンラボの当時のCEO、Ebbe Altberg(RIP)は、SLのクリエイターコミュニティが1年間に6000万米ドルを現金化したと発表しました。つまり、Seond Lifeのアクティブユーザーベースは大きく成長していないものの、クリエイターエコノミーはかなり成長したのです。
そしてLinden LabはSecond Lifeのコンテンツクリエイターコミュニティが、2021年に彼らのバーチャルコンテンツから8600万米ドルを稼いだことを認めています。--SLのユーザーベースは大きく成長していないにもかかわらず、2014年から2400万米ドルも増加しています。(「COVID19による上昇」も、主に長年のユーザーによる活動の増加でした)
とはいえ、プレミアムユーザーの数は、真に持続可能な収益源となるにはまだ十分ではありません。 最後に確認したところ、プレミアムおよびプレミアム・プラスのユーザー数は50,000人程度です。バーチャルの土地からの収入を中心とした経済全体を真に転換させるためには、少なくともその2倍は必要でしょう。
元Second LifeのCEO、新しいバーチャルワールドSIM Life By Youを制作中
さて、Paradox Interactiveに紹介された興味深いニュースをご覧ください(16:10から視聴): これから全貌が明らかになる新しいライフシミュレーションゲーム「Life by You」です。
Life by Youのプロジェクトリーダーは、Linden Labの元CEOであり、元Electronic ArtsのVPとしてThe Simsシリーズ(や、ほかのたくさんのタイトル)に携わったゲーム業界のベテラン、Rod Humbleです。ティーザーから垣間見る限りでは、Life by YouはSecond LifeとThe Simsの間のようで、郊外でのシム生活のゲームプレイもありますが、ユーザーのクリエイティビティを生かす機会がかなりあるようです。
例えば、家を建てるUI(上)には、さまざまな建築オプションがあり、さらに、より広い仮想世界を探索するヒントが隠されています。
SecondLifeを彷彿とさせるタイトルは意図的でしょうか? 2011年にRodがLinden LabのCEOに就任したとき「名前自体が問題なのでは」と尋ねたところ、彼はそうではないと主張しました:
もし私が、「なりたい自分になれて、ゲームをしたり、音楽を聴いたり、ビデオを見たり、ロールプレイングゲームに参加したり、ビジネスをしたり、ファッションショーをしたりできる製品がある」と言うのであれば、おそらく私の頭がおかしいと思うでしょう...。
「提供するもの自体に魅力がないとは思わないが...時が経つにつれ、Second Lifeに対する認識が変わり、私たちに振り回され気味です。」彼は同社がSecond Lifeをビジネスプラットフォーム、大人のためのバーチャルプラットフォーム、あるいはゲームという様々な形で提供してきたことを指摘しました。「私たちはそれをマッシュアップしました...。それは、好きなものをつくり、好きなようにできるツールです。時間がたち、私たちが正しいことをしていれば、ネガティブなブランドイメージは変わっていくでしょう。」
「名前や認識について言えば、それらは常に時間の経過とともに変化し得ると思います...。私はWiiが発表されたときの嘲笑を今でも覚えています...その後、Wiiは皆を圧倒しました。」The Simsについても彼は述べました。「しばらくの間、人々は『ゲームの中で、おしっこをしたいだろうか』と言っていました。」「その後、このゲームシリーズはモンスターヒットとなったのです。だから、Second Lifeという名前が重荷になるとは思いません。」
Second Lifeのイメージを変えることは、彼の在任中、難しいことがわかりました。しかし、その課題を解決できた人は誰もいません。Wagnerの印象では、Rodは特定のプロジェクトの開発を指揮するのに向いています。Linden Labが当時取り組んでいたような、ユーザーベースを伸ばすために、ほとんど成功しない戦いを強いられながら指揮するのとは違います。
詳しくは...
Ex-Second Life CEO Creating New Virtual World Sim Called... Life By You
Sims/Second Lifeの開発者Rod Humbleによる「Life By You」の予告編
元Linden Lab CEO、元EA/SimsのRod Humbleによる新しいライフシミュレーションゲーム、Life by You(動画の8:35あたりから登場)のプレビューをお届けします。
初期のティーザーでは、Simsのクローンであることが示唆されましたが、もっと期待できそうです: まるでSecond LifeとThe Sims、そしてPeter Molyneuxの「God Game」が、現代のテクノロジーとソーシャルメディアに包まれて、まったく新しいジャンルとなったかのような、頭から離れないほど深くて広大なライフシミュレーターなのです。
つまり、Life by You のエレベーター・ピッチは、次のようなものです:
「The Sims だが、全世界をコントロールできる The Sims 」
あるいは「シングルプレイのSecond Lifeで、Linden Labとしてのロールプレイもできる」
ここでは、動画で印象に残ったいくつかの機能を紹介します:
- あらゆるキャラクターになれる: Simsのような家族だけでなく、ゲーム世界のあらゆるNPCに「なりきる」ことができます。
- ローディング画面はありません: シームレスに世界の隅々まで移動できる、ダイナミックな連続シミュレーションです。
- NPCは「生きている」: 動的に生成される彼らの会話を盗み聞きし、誰とでも会話することができます。(シムリッシュのような意味の分からない空想言語はありません)
- 真のオープンワールド:「本当にすべてを包み込むような世界」とRodは言います。「すべてのゲームシステムがオープンワールドを使用しています。ラビットホールは一切使わず、常に走り続けているのです。」
- 本当にオープンワールドです:「ボタンをクリックするだけで10年後にジャンプできるんだ」とRodは例示しています。
また、乗り物は一人称で完全にプレイ可能です。つまり「Grand Theft Auto」のライバルになる可能性もあるわけです。
そして、上にあげたのはゲームプレイの部分だけです。Life by Youには、ユーザーのカスタマイズツールが付属しているだけでなく、開発者自身がゲーム制作に使用したすべてのツールも付属しています。
そこでいくつか特徴的なものを紹介します:
- 「目にするすべての3Dオブジェクトを変更できる」文字通り、すべてのオブジェクトです。また、スクリプトを追加して、新しいインタラクティビティを取り入れることもできます。
- NPCの制作やカスタマイズができます。
- ゲーム内ツールでNPCの会話を作成できます。
- ほかのプレイヤーとの会話を一括でインポート・エクスポートして、あなたの物語を共有できるようになります。
ほかの言い方をすれば、 Life by Me でアドベンチャーゲームやインタラクティブなドラマを作り、それを他の人と共有することができるのです。もし、それが本当にこの通りだとしたら、とても革新的なことです。
詳しくはこちらをご覧ください。今のところ、アバターや設定が一般的すぎるのが唯一の不満ですが、それらをすべて変更するためのツールも用意されているようです。
予告編(以下で視聴可能)では、Life by Youチームが実際に作っているものが何であるかにはほとんど触れていませんが、そのビジョンの全容が今までのゲームでは分類不能であることから、それを理解することができます。
マルチプレイに関する情報もまだありませんが、おそらく開発者はこのゲームの公式DiscordやYouTubeをマルチプレイ体験の場にすることを目指しているようです。ユーザー間のマーケットプレイスについても、まだ発表されていませんが必然的なことだと思われます。
Wagnerは新著の執筆にあたり、Rod Humbleに何度かインタビューを申し込んでいました。その理由は、Linden LabのCEOだったRod Humble氏が、なぜSecond Lifeのゲーム化を成功させられなかったのかが気になったからです。しかし、彼は、自分が取り組んでいる巨大な秘密のプロジェクトのことをほのめかして、インタビューを先延ばしにしていたといいます。
そして結局、Rod氏がSecond Lifeについて語ることはありませんでした。なぜなら、Second LifeのXXL版を作っていたのです。
RobloxがSteamの対抗馬になりうることを証明したゲーム、Frontlinesのリードクリエイターにインタビュー
Wagnerが新著で扱う重要なテーマに「メタバース年齢の崖」があるといいます。Robloxのようなメタバース・プラットフォームが2億5千万人以上のアクティブユーザーを抱えていることは非常に素晴らしいことですが、そのユーザーが多感なプレティーンやティーンでなくなったときに、より優れたグラフィックや機能を持つプラットフォームを求め離れていくのでしょうか。
Robloxの新しいゲーム体験であるFrontlinesは、その問いに対するかなり印象的な答えです。見てください:
そう、これがRobloxにあるのです。Wagnerがプレイした感想では、グラフィックの品質もゲーム性も、SteamのあらゆるFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)と変わりません。しかも、Robloxで作られたものです。ここでプレイできます。
リードデベロッパーの Clarence Maximillianさんは、「今の状態になるまでには、何百万回もの繰り返しと4~5年以上の作業が必要でした」と話してくれました。しかし、彼と彼のチームは、「忍耐、集中、執念の組み合わせ」によってそれを実現したのです。
しかし、このようなゲームは通常Steamに公開されるのに、なぜRobloxで行うのでしょうか?
「リーチが主な理由です。マーケティングなしで、何百万人もの人の手に自分のゲームを届けることができるのです。これは、大きなリソースがなく、スタート地点が必要な開発者にとっては特に素晴らしいことです。また、リソースがある開発者にとっては、ゲームを世に送り出すための費用対効果の高い方法です。」
Maximillianさんは、5人のチームでFrontlinesを作ったと教えてくれましたが、その中にはプロのゲーム開発の経歴を持つ人はいません。
「マップを作る人、オーディオを作る人、プログラミングをする人、3Dコンテンツとレンダリングをする人、そしてビジョンを実現する人が一人ずついます。(それは彼でしょう)」
PortalというゲームにインスパイアされたRobloxのTunnelerと並んで、Frontlinesは、このプラットフォームがどのように進化し、最終的にはSteamと直接競合することができるかを示す一例です(Robloxはすでにユーザー数で追いついています)。
そして、Maximillianさんは、彼と彼のチームにとって、これは始まりに過ぎないと言います:
「Frontlinesは、私たちにとって踏み台になるようなゲームだと思います。私たちには次のプロジェクトに向けて、もっと大きなビジョンがあります。それはFPSにとどまらず、世界中の優秀な開発者を集めて長く続く体験を提供することで、ゲームをほかのエンターテインメント産業と同じように立派な地位に押し上げることです。ビデオゲームやインタラクティブなエンターテインメントが、最高の映画や音楽と同じように、身近で、尊敬に値する、文化的にインパクトのあるものになることを望んでいます。」
Tunnelerのクリエイターと同様に、Robloxのコミュニティが楽しめるものを作ることが彼らの主な目標であると言います:
「私たちは、みんなに人生で可能な限り最高の経験をしてもらいたいと考えています。そして、私たちがしたことを彼らが参考にして、さらに良い経験を世の中に作ってくれることを望んでいます。」
いずれも、Frontlinesが完璧だと言っているわけではありません。初戦では、キャラクターが銃も持たずに戦場をさまよい(それでもピュンピュンというアニメーションは出ていました):数試合後には、音が完全に切れてしまいました。しかし、発売からわずか数週間で、Frontlinesはすでに大手企業が莫大な予算をかけて制作したFPSゲームと対等に渡り合う存在になっています。
そして、メタバースは進化を続けているのです。
追記: Maximillianさんから、私が最初に質問し忘れた点について追加の説明がありました:開発の最後の年に、Roblox社は、ゲームファンドを通じて、資金と技術的アドバイスでチームをサポートしました。
Second Lifeの公式iOS/AndroidモバイルアプリがUnityベースで登場:コミュニティ主導のCrystal Frost Unity Viewerプロジェクトも継続されます
iOSとAndroidのモバイルデバイス用のSecond Life公式ネイティブアプリが登場します。「喜びと不安をもって」行われた発表をご覧ください。不安の理由はおそらく、このプロジェクトが何年も前から進行中で、昨年も予想外に延期されたからでしょう。
不思議なことに、このプロジェクトの初期バージョンは、チャットやそのほかのユーティリティ機能に焦点を当てる予定でしたが、現在Linden Labは、アバターと美しいシーンのレンダリングに焦点を当てています。(ただし、少なくともこのビデオでは、ワールドの描画距離はかなり低く、テクスチャも同様に低解像度であるように見えます)。
とにかくLinden Labは、最終的に、このモバイル版がデスクトップ版の「ほぼ」すべての機能を持つようにするつもりだと言います。
「今年の後半」が、アバターチャットもできる限定ベータ版のリリース目標だそうです。
常連の読者はご存知のように、LindenLabのUnity用SLビューアーは、実は2番目に発表されたものです。ここ数ヶ月、コミュニティ・クリエーターのBerry BunnyさんがUnity上で動作するCrystal Frostプロジェクトを披露しています。(Crystal FrostがLinden公式のプロジェクトに火をつけたのでは、とさえ思ってしまうタイミングです!)
いずれにせよ、BerryさんはWagnerに、Crystal Frostの開発は継続すると語っています:
「Unityベースのモバイルビューワーがまもなく登場するということで、Crystal Frostの開発をやめるつもりはありませんし、次世代ビューア、または少なくともSecond Lifeで可能な次世代ビューアを提供するつもりです。すべてのコンテンツがユーザーによって生成されたものである以上、私ができる魔法は限られていますが。」
これまでのBerryさんのインタビューによると、Crystal Frostは常に、彼女の主な目標であるVR対応のSecond Lifeへの足がかりとして意図されています。その点では、彼女はまだリードしていると言えるでしょう。
Patch Lindenは昨日、ソーシャルメディア上でいくつかの短い予告クリップを公開しています。機能面では、確かにかなり骨太な印象です!
And now we walk... #SecondLife #VirtualReality #Metaverse #virtualworld pic.twitter.com/WYmtsNIfy2
— Patch Linden (@LindenPatch) March 9, 2023
Linden Lab、SL土地所有者向けにボットブロックツールを追加、SLデータ収集者に丁寧な文言で警告する規約
Bonnie BotsがSecond Lifeコミュニティに大混乱をもたらした数ヶ月後、Linden Labは土地所有者が自分の土地からボットをブロックするためのツールを追加し、Bonnie BotsのようにSecond Lifeユーザーに関するデータを収集する人への警告を掲示しました。
更新されたツールは "deny_bots "で、その名の通り、この設定がOnに切り替えられると、「土地のアクセスリストに許可されていない、すべてのスクリプトエージェントは、地所内の全地域に対するアクセスを拒否されます。」
警告については、Linden Labのスクリプト・エージェント・ポリシーのなかにあります。
Linden Lab Infosecの責任者であるSoft Lindenは「SL外で使用するためにSL内でデータを収集しようと考える前、およびサードパーティーのサイトやツールに関して自分の権利を理解し主張したい居住者である場合にこれを読んでください。」と警告的に言っています。
ボットを使ってデータを集め、多くの人に読まれている彼女の土地分析サイト『 Grid Survey』を運営しているTyche Shepherd さんは、この変更に対して両義的な反応を示しています。
「これほど時間がかかったことに驚いています」と彼女は言います。「スクリプトエージェントの設定は、2009年に導入されました。ある意味残念ですが、Lindenがアクセスをブロックする機能を導入した理由は十分に理解できます。ただし、不動産ではなく、地域レベルで許可したりブロックしたりする方が柔軟性があったかもしれません。個人的には、Grid Surveyで毎週行っているオンライン地域調査は、実際に訪問する必要がないため、影響ありません。しかし、かつて行っていたサンプリング調査からは遠ざかるでしょう。」とTycheさんは話してくれました。
スクリプト・エージェント・ポリシーの文言は興味深いものです。これはボットとデータ収集に関するリンデンラボの「方針」を示すものですが、いささか歯切れの悪さを感じさせます。ボットを使って人為的にトラフィックを増やすことは、同社の利用規約に反すると述べています:
スクリプト・エージェントを使用して区画のトラフィックを膨らませることで、検索結果で不当な優位に立とうとすることは禁止されています。Second Life の検索にはメインランドと私有地が含まれるため、このポリシーはその両方に適用されます。Second Lifeの利用規約の5.i.項を参照してください。
.. 同時に、ボットを使用してSecond Life内のユーザーデータをウェブに公開することは、利用規約に反するとは明示されていませんが、どちらかというと、Not Coolのカテゴリーに入る可能性のあるもので、現実の法律にも反する可能性があります:
Second Lifeサービスやそのサポートウェブサイトの外に転送されるデータは、適用されるデータプライバシー法の保護から免れることはできません。これは、データがスクリプトエージェント、LSLスクリプト、または外部ツールによって収集されたものであるかどうかに関わらず適用されます。Second LifeサービスへのアクセスおよびSecond Life居住者の個人データへのアクセスは、いずれも個人データの収集、保存、処理、または送信に適用されるすべてのグローバルプライバシー規制を順守することを条件とします。
これらの法律には、欧州の一般データ保護規則(GDPR)およびカリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)が含まれます。Second Lifeの居住者の個人データをSecond Lifeの外で使用する前に、追加の最新情報を得るためにプライバシー法に詳しい弁護士の指導を受けることをお勧めします。
この規約は基本的に 「ボットが自分の所有物からデータを収集するのが嫌なら、私たちが提供したこれらのツールを使ってください。もし本当に嫌なら、警察に通報してください。また、もしあなたがSLのデータ収集者であるなら 弁護士に相談したほうがいい。」ということのようです。
そして、この規約を読む限り、Linden Labは現実の法律に違反していることが判明したデータ収集者/報告者に対してのみ、行動を起こすのでしょう。
「この規約は、データ収集者に向けて、プライバシーとデータの取り扱い規制に準拠する必要性をリマインドするものだと思います。」とTycheさんは言います。「GDPRやCCPAのような法律は、データがその管轄区域外で収集されたとしても、その管轄区域内の市民を暗黙のうちに保護するものです。そして、Linden(もちろんCCPAの適用を受ける)は、自社の弁護士に規約の文言を承認してもらっているはずです。」
Bonnie Botsの広報担当者にこの件について尋ねたところ、ミーム風の返信が返ってきただけでした:
というわけで、Bonnie Botsは追って通知があるまでボットを続けるようです!
来月のおすすめバーチャルワールドニュースもお楽しみに!
Snap Shot Location: NEO KABUTO CITY
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