Sanny Yoshikawa が、New World Notesのなかから、毎月おすすめのバーチャルワールドニュースを日本語で紹介します
Sanny Yoshikawa covers the monthly virtual world highlights from New World Notes for virtual Japan.
★New World Notesでは、広告主になってくださる、カスタマーベースを拡大したい日本のブランドを募集しています。メタバース関連のブランドであれば、Second life、VRC、Clusterなど、プラットフォームは問いません。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!★
親ロシア派の荒らしがSecond Lifeで、トランスを支持するSIMを標的にしている:MinecraftとRobloxでも同様の荒らしが活動
様々なメタバース・プラットフォームやMMOに広がる親ロシア発の荒らし行為について、New York Times紙が取り上げました。避けられないとしても不穏な記事です:
Molfarの研究者は、Minecraft、Roblox、ロシア版のWorld of TanksとWorld of Warships、Fly Corp、Armored Warfare、War Thunderで、親クレムリンのプロパガンダを十数件確認した。そのほとんどが、ソ連がナチス・ドイツに勝利したことを称賛するもので、プーチン氏とそのアドバイザーたちが現在の戦争への支持を高めるために使ってきたテーマだ。中には、政党や政府機関との明確なつながりがあるものもあった。
ロンドンにあるInstitute for Strategic Dialogue(戦略的対話研究所)で極右と憎悪運動についての研究責任者を務めるJacob Davey氏は、弱い立場の若者に影響を与えようとする人々にとって、Mincraftやほかのゲームが有用なツールになりえると述べている。その若者たちが、すでにフリンジ・イデオロギー(極端な信念)について熱心に議論するプライベートグループに入っている場合などには特に有効である。
Linden Labのバーチャルワールドにある、トランスを支援する旗がついた島の警備を手伝っているSecond Lifeユーザーの「Technoodle 」さんは、最近同じような活動に対処したと教えてくれました:
「ロシアを支持する放送が流れるプリムをRezして置いていく人が後を絶ちません。少なくとも1ダースのアバターを出入り禁止にするしかありませんでした。」と、Technoodleさんは言います。
ここは、SIMの活火山の隣にある火星の地表のようで、親ロシアのメッセージを流すには少々奇妙な場所に思えるかもしれません。しかしその理由は、Second Lifeのマップにこの島がどのように表示されているかに関係しているのかもしれません。
「彼らが私たちをマークしようとしているのかどうかはわかりません。私たちのSIMにはマップアートとしてトランスの旗を使っているので、トランスフォビアか何かだと思います。 (現在のロシア政府は反トランス色が強い)」
Technoodleさんによれば、このような事件が週に2、3回起きています。今のところ、SIM自体に永久的なダメージはないので、Second Lifeのオーナーに公式な苦情は出されていません。しかしTechnoodleさんは、Lindenがこの件について調べることを望んでいます。
この荒らし行為が、ロシアそのものに起因するものなのか、単なる無差別な有害行為なのか、今のところはっきりしていません。「荒らし行為をする人は数秒でSIMに出入りし、ロシアやウクライナのグループにリンクするプリムを残していきます。この2つは互いに争っているようなものです。」とTechnoodle さんは語っています。Wagnerはこの件についてLindenLabに問い合わせています。
Second Life、ついに新しいメッシュベースのアバターを発表。新規ユーザー向けに楽しいウェブベースのセットアップ体験を追加 -- しかし人間以外のオプションがないのは重大な間違いだ
Linden Labがついに新しいメッシュベースのアバターを発表しました。そして、新規ユーザー向けの「新しいアバターをカスタマイズする」ミニゲームタイプの体験(The Simsを始めるときの体験に似ています)をホームページ上で開始しました:
新しいスターターアバターを発表できることを嬉しく思います!Senraと呼ばれるこのアバターは、クラシックなSecond Lifeのアバターをメッシュで表現したもので、モダンでスタイリッシュな姿にカスタマイズできます。このアバターにより、Second Lifeに初めてログインしたときに、メッシュボディで自分だけの姿をパーソナライズし、SL住民が利用できるアバターカスタマイズの無限の可能性を味わうことができます。
まずはjoin.secondlife.comでお試しください。普段Second Lifeのウェブサイトにログインするときに、いつも使っているブラウザとは別のものを使いたくなるでしょう。これはとても初歩的なアバターなので、長く使っている人たちは当然ギャーギャー騒ぐかもしれませんが、新しいSLユーザーを優しく楽しいバーチャルワールドに導いてくれる素晴らしいものです。
他にもいくつかの特徴があります:
- モバイルに最適化されています!これだけでも初めてのユーザー体験には大きな飛躍です。
- アバターには開発キットが付属しています。2-3人のメッシュボディーの大手に支配された、かなり固定的な経済の中で、新たなアバターファッションアイテムの起爆剤となることが期待されています。
- 人間ではないものや、標準ではないアバターが著しく不足しています。これは、Second Lifeが可能にする多様な表現に誤った印象を与え、仮想世界の文化が「マリブのようなライフスタイル」の美学中心に歪むことを加速させます。(下記参照)
Wagnerのスタートアバターをご覧ください:
「Hamletのようでもあるが、そうでもないようでもある。そして繰り返しになりますが、人間以外の非標準的なアバターの欠如は、単なる一時的な見落としではなく、本当に悪影響をもたらします。本にも書きましたが。」と、Wagnerはコメントしています。
「すぐにマリブになってしまうのです。」学者でありゲーム業界アナリストでもある Nick Yee氏は、次のように述べている。「非常に消費的で、物質主義的な世界です。」
Linden Labが意識的に計画したわけでも、奨励したわけでもない。(Second Life自体が、非商業的な共同芸術祭であるバーニングマンに触発されたものであることをもう一度思い出してほしい)。
それにしても、どうしてこうなったのか?
核心的な理由は、同社が初期に下した決定であり、それがあまりにも標準的なものであるため、ほとんどのバーチャルワールド開発者は、それ以外のことをしようとは考えもしない:
Second Lifeのデフォルトのアバターは、リアルな人間だけだった。アバターは高度にカスタマイズ可能で、例えば自分のアバターをオークのような怪物に変えることもできたが、調整可能な各機能の媒体となる設定は、従来通りの魅力的な男性または女性の人間から始まっていた。
そのせいで、すぐにマリブになってしまうのです。
「ひとたびユーザーが人間そっくりのテンプレートを目にすれば、自分の体が座るための椅子や家具、そして運転できる車が欲しくなり、バーチャルな服を置くための大きなバーチャルなクローゼットが必要になります。そして現実と同じように、ビーチサイドに美しい片持ち梁の家を建てるようになるのです。」
Linde Labは、Second Lifeのユーザーが想像の赴くままに現実を定義することを望んでいたかもしれないが、現実的な人間のアバターは、多くの世界がどのように進化するかを形作った:
そして、現実世界における裕福なビーチエリアで典型的に起こるような社会問題が、彼らによってもたらされたのです。
「人種差別や性差別はそこから生まれます。アバターが十分に人間的で、人間的な評価ができるようになると、人間固有の偏見がデジタルの世界に入り込んできます。」と Nick Yee氏は言う。「現実的な肉体に近づけば、人々は自分の肉体を着飾る必要性を感じ、隣の人よりもかっこよく見せたくなります。そして突然、ボディや髪やボディのパーツを売ることに基づいた経済全体が生まれるのです。」
とにかく、あなたもアバターを作ってみて、その体験をコメントで共有してください!
BaiRBIE.MeであなたのSecond Lifeアバターをバービーに変身させよう!
世界の映画館がまだピンクに染まっている今、BaiRBIE.meでバービー人形化された写真をシェアしている人たちに気づいているでしょう。Second Lifeのアバターの写真でも同じことができます。
上は、Gogoのビフォーアフターです。やや逆説的ですが、SLアバターはAIが生成した人形バージョンよりも人間的に見えます。
こちらはGidgeの結果:
Wagnerは、このAIのプロセスが、アバターの顔の特徴をとらえるのに失敗しているかもしれないとコメントしています。実際の写真をバービー化するよりは、アバターのほうが上手くできるようですが。
でも試したら、GogoのTwitterスレッドに共有してみてください。(ケモナーバービー、世紀末バービーなど、アイデア次第)
I #BaiRBIEme my #SecondLife avatar. Share yours! https://t.co/8DuzvE0vrC pic.twitter.com/h0gJryCQC1
— Gogo (@gogolita) August 3, 2023
Yes, You Can Barbie-Fy Your Second Life Avatar Via BaiRBIE.Me!
Robloxの株価パフォーマンス、プラットフォームの人口が3億MAUに増加したことを見逃す
Robloxが前四半期の業績を発表した後、株価を下げたというニュースをご覧になった方も多いと思います:
Robloxの株価は、同社が第2四半期の決算を発表した後、トップラインとボトムラインでアナリストの予想を下回り、水曜日に21%以上下落した。
売上高はRobloxがブッキングと呼ぶもので、四半期中の売上と繰延収益が含まれる。ブッキングは前年同期比22%増。Robloxの前年同期の計上額は6億3990万ドルだった。同社はRobuxと呼ばれる仮想通貨の売上から収益を得ており、プレイヤーはこのRobuxでアバターを着飾ったり、他のプレミアムなゲーム内機能を購入したりする。
Robloxが[pdfリンク]力強いユーザー数の伸びを報告しているにもかかわらず、これは事実です: 「平均デイリーアクティブユーザー(以下、DAU)は6,550万人で、前年比25%増。 平均月間ユニーク課金者数は1,350万人で、前年比19%増。」
Robloxは月間アクティブユーザー数を報告していません。おそらくMAUが月ごとに大きく変動するのは、子供や10代のコアユーザーの自由時間に基づいているからでしょう。
市場認知の観点からは残念なことです。というのも、昨年12月、RobloxのMAUは2億5,000万人と推定されていたのです。そして最近(今年6月)、大手RobloxアナリストサービスRTrackは、RobloxのMAUがその後3億人以上に増加したと報告しました:
RTrackは現在、バイラルメタバースゲームプラットフォームRobloxに毎月3億人以上がログインしていると推定しています。これはRTrackが独自に開発した推定システムに基づく最新の推定値であり、RTrackの推定値は今やメタバースの巨体を追跡するための基準となっています。
詳細はこちら 私が信頼している知識豊富なインサイダーが、RTrackは信頼できるサービスだと教えてくれました。私もこの数字を信用しています。-- 特に、デイリーアクティブユーザーが25%増加しているという同社の報告と一致しているからです。同社がまだ信頼と安全性(プラットフォーム上のすべての子供たちのため)、クリエイターとの収益共有に多くの費用を費やさなければならないとき、収益の数字を逃すことは、おそらく一時的な課題でしょう。
もっと考慮すべき本当の数字は、この1つのメタバース・プラットフォームが、アメリカ全土とほぼ同じ規模のアクティブ人口を抱えているということではないでしょうか。
Roblox Stock Performance Misses Metaverse Platform's Population Has Grown To 300 MILLION MAU
ニール・スティーヴンスンに訊く、彼自身のメタバースの定義、大幅に遅れている『スノウ・クラッシュ』の映画化/テレビ化、そしてメタバースはすでに彼が最初に想像したよりも大きなものになっていることについて
FastCompanyに、Wagnerの著書からニール・スティーヴンスンへのインタビューの抜粋が掲載されました。その中には、彼自身のメタバースの定義、『スノウ・クラッシュ』が出版された直後の1990年代にメタバースの構築を検討したという話、そして1992年に出版された小説の、ずっと延期されていたハリウッド映画化の話などが含まれています。スタローン/スナイプスの90年代SF映画『デモリションマン』の監督、Marco Brambillaが、1996年の時点でこの映画の監督に指名されていました。それから30年近くの間、このプロジェクトはハリウッドの手の中にあります。
2人はそのような話をし、メタバースのコンセプトが、ニールが最初に想像したものよりも現実にはいかに大きいかを指摘すると、スティーブンソンは古典的に寡黙な返事を返しました:
『スノウ・クラッシュ』のHBOでのシリーズ化の状況は?
HBO Maxがテレビ用に開発していたが、その後見送られた。それでParamountに戻ってきたのです: テレビシリーズなのか?限定シリーズなのか、継続シリーズなのか?一つの映画なのか、シリーズものの映画なのか?そのあたりの最新情報は、Paramountに問い合わせる必要があるでしょう。
非常に影響力のある作品である『スノウ・クラッシュ』の映画化は、ある種、逆説的に感じられます。『スノウ・クラッシュ』にインスパイアされた映画やテレビ番組はすでにたくさんあるのですから、小説を映画化することは派生的に見えるかもしれません。
何年もの間、それを見続けているのは興味深い。私たちが90年代の映画化について話し始めたとき、あなたは1995年当時のコンピューターグラフィックスの状況が思い浮かんだでしょう。そして、そのグラフィックで映画を作ることを想像したと思います。未来を見据えているからこそ、少しきれいな映像にしたかもしれませんが、1995年に映画化された『スノウ・クラッシュ』を今観たら、27年前の明らかに標準以下のグラフィックのせいで、すぐに物語から引き離されてしまうでしょう。そうして時が経ち、今ではコンピューターグラフィックを使うかどうかさえわからないところまで来ています。つまり、俳優がどんな役を演じていても、フォトリアリスティックなアバターだと言って撮影することができるのです。
あなたは『スノウ・クラッシュ』の中で、メタバースにはニューヨークの人口の2倍のコンカレンシーがあると述べていますね。あなたがこれを書いた1992年のニューヨークの人口を調べてみましたが、約1500万人に相当します。そして、これはRobloxやFortniteなどの総人口とほぼ同じで、2020年にFortniteで開催されたTravis Scottのイベントだけでも1,200万人以上を動員しました。
興味深い統計ですね。クールなアイデアだ。
ミームはビジネスになる:Second Lifeのクリエイターが戦闘用の折りたたみ椅子を2000個販売、ミームからSLへのビジネスモデルの最新版
折りたたみ椅子で戦うミームが(愉快でひどい理由で)流行した数日後、Second LifeのコンテンツブランドであるBad Unicornの経営者は、Second Lifeにそのミームの狂気の栄光をもたらす作業に取り掛かりました。現在マーケットプレイスで入手可能です:
- 6種類のテクスチャオプション
- 敵や味方を叩きましょう!
- あなたが攻撃している人にもアニメーションが作動
週末のセールでは、Bad Unicornのインワールドストアでしか買えませんでしたが、それでもかなり売れたようです。Unicorn氏は、2000個の売り上げがあったと話してくれました。
「L$60で2000枚ということは、US500ドル以上の売り上げですか?」
「ええ、そのくらいです。」
現実の世界で、例えば人気のあるミームのTシャツを売れば、もっと儲かるかもしれないと、あなたは言うかもしれません。しかし、そちらのほうが費用とリスクも高いでしょう。(Tシャツが印刷所から戻ってくる前に、そのミームが廃れてしまったらどうしますか?)
折りたたみ椅子は、Bad Unicornが販売した最新の没入型ミーム・オブジェにすぎませんが、主な収益の柱となるはずです:
2021年に流行したミームから生まれたBad UnicornのMilk Crate Madnessも、その年にヒットしました。
「正直なところ、セックスとバイオレンスが私の最大の売り上げの原動力です。」と彼は言います。「そして、ほとんどの場合、私は自分が笑えるものを作っているんです。」
これはメタバース流のインターネット・ミームへの殴り込みと言えるかもしれません。しかし、この特別なミームはデジタル・プラスチックでできているため、何年も殴り続けることができるでしょう。
★この記事が発表された後、Bad UnicornはNWNのメディアパートナー(スポンサー)になりました。
アンドロイドスマートフォン版VRChat、最初の1週間で10,000回以上ダウンロードされる
VRChatがアンドロイド・モバイル・アプリのアルファ版をリリースしました(上はユーザーが作ったチュートリアル動画です)。このアプリは開始後一週間で1万以上もダウンロードされました。しかし、VRChatの500万人から1000万人のアクティブユーザー数を考えると、正直なところ、もっとダウンロードされると思っていました。そしてまた、Androidアプリは基本的にQuest 2バージョンのVRChatであるため、グラフィックの質が低く、インタラクティブなオプションもあまりありません。
そしてまた(繰り返すが)、VRChatは、主にVR所有者で構成されるハードコア・ユーザー・ベースを超えたユーザー・ベースを成長させるために、モバイル・バージョンを優れたものにする必要がある。Making a Metaverse That Mattersで触れたように、VRChatのユーザーベースは当初30%がVRベースだったが、それはかなり急速に変化しました:
VRChatの成長が進むにつれて、別の驚くべき傾向が現れた。
2019年、VRChat社はデイリーユーザーの30%がHMDを装着していると報告した。
しかし2022年までには、その比率は逆転し、アクティブユーザーの70%がHMDを装着していると創業者たちは言うのだ。
[VRChatの創設者である]Graham と Jesse は、Meta社がその間にQuest 2ヘッドセットを発表したためだと述べている。 「(比較的)手頃な価格でVRを楽しめるようになりました。我々はまだPCベースの成長を経験していますが、もちろんそれには多くの制限があります。」
言い換えれば、VRChatは事実上、コンシューマー向けVRの数少ないキラーアプリのひとつとなり、日々の利用はSuperHotやBeat SaberのようなヒットVRゲームを上回っている。(皮肉なことに、Meta社は後者のゲームの開発会社を20億ドルで買収した)。
VRChat Android Smartphone Downloaded Over 10,000 Times In First Week
Rooms.XYZは、手のひらでカスタマイズ&探検できるミニメタバース
Rooms.xyzは、まだベータ版ですが、ウェブとiOS上で遊べる、とてもシンプルな(そして実はパワフルな)インタラクティブ・ルームクリエーター/エクスプローラーです:
上のデモ動画をご覧ください。Wagnerは、まだ遊び始めたばかりだといいますが、仮想世界が何千もの相互接続された部屋によって表現され、手のひらの上で遊ぶことができる、一種のミニ・メタバースのようだといいます。魅力的なボクセル・グラフィックスと、デフォルトでは2.5D(フル3D表示も可能)である手のひらサイズの体験は、Y/Z世代のインターネットの使い方にぴったりとフィットしています。
元Vine、Twitter、Meta(彼はVR開発者だった)のJason Toffによって設立されました。
FastCoに掲載されたインタビューを紹介します:
どうしてなのか彼にもまだ分からないが、頭の中にアイソメトリックな部屋の絵が浮かんできて、それがしっくりきたのだという。小さなオブジェクトや世界全体をデザインするよりも、部屋を作るほうが「ゴルディロックスの原理(ちょうどいいものを選ぶ)に当てはまるような気がした」とToffは言う。
結局のところ、人々はThe Sims や Animal Crossing(どうぶつの森)のようなゲームで、空間を作るのが大好きなのだ。しかし、Dreamsのようなクリエイション・ゲームは、あまりに大きく複雑になりすぎて、圧倒されてしまうこともある。Toffは、ドアがハイパーリンクに例えられるというアイデアも気に入った。ウェブサイトが他のウェブサイトにリンクするのと同じように、彼は部屋がユーザーを他の部屋にリンクさせることを想像した。彼はインターネットを3D化する構想を描いているが、それを 「メタバース 」と呼ぶことには躊躇している。
Toffがこの新しい方向性を決めてから、彼のチームはオンライン・ルーム・ビルダーの開発に9ヶ月を費やした(その後、iOSアプリの開発に3ヶ月を費やした)。
専門的な知識がなくても、あらかじめ用意された何千ものオブジェクトをドラッグして配置し、タップするとフルカスタマイズのパネルが表示される。ボールをその場で跳ねさせたい場合は、ドロップダウンでそのオプションを選択できる。しかし、もしコードが書けるのであれば、実際に自分がやってみたいことを正確にプログラムすることができる。(Roomsは、メガヒットゲームプラットフォームRobloxと同じプログラミング言語を使っている)。また、ボクセル・エディター(ボクセルとは単なる3Dピクセルのこと)を使って、好きなオブジェクトをブロックごとに作ることもできる。
Rooms.XYZ Is A Kind Of Mini-Metaverse You Can Customize & Explore In The Palm Of Your Hand
ようこそ Bad Unicorn: コミカルでカオスなSecond LifeアイテムのクリエイターがNew World Notesのスポンサーパートナーになりました!
Bad UnicornをNew World Notesのスポンサーメディアパートナーとして歓迎します。Bhad Craven氏(Second Life Spotlightのプロフィールはこちら)によって設立されたBad Unicornは、友達と面白いカオスを作り出すのに役立つSLアイテムのトップクリエイターです。
上のスクリーンショットでは、Bhadが彼の最新アイテムで私の顔を殴っているところ。: ソーのハンマー、つまり古いノキアの携帯電話の束をダクトテープで棒に貼り付けたものです。[ここをクリックすると面白アイテムでいっぱいのBad Unicorn本店へテレポートします。]
「Bad Unicornは小さな衣料品店として始まりましたが、この10年間で、デザインとデジタル芸術の様々な側面を探求するダイナミックなプラットフォームへと進化しています。家、ハロウィーンのコスチューム、乗り物、武器、その他多くのランダムなオブジェクトなど、私はここで過ごした間にさまざまなアイテムを制作してきました。何が私をインスパイアしているのかはよく分かりませんが、このクリエイティブな旅において、楽しさとカオスが大きな役割を果たしているのは間違いないでしょう。」
Bad Unicornは、最近ミームになった戦闘折りたたみ椅子のクリエイターですが、Wagnerがバッド・ユニコーンを本当に気に入ったのは、バーゼル・バナナのようなスマートでグーフィーなアイテムでした:
Basel_Bananaは、マーケットプレイスで購入できます。
最近の現実のアート・スキャンダルを揶揄するようなこの言葉が示すように、Bhadは美大生時代に偶然Second Lifeに出会いました:
「YouTubeでSecondLifeを知りました。そして友人グループにその動画を見せて、中を見に行くことにしました。当時は若い美術学生だったので、この広大なデジタルの世界に魅了されました。たくさんの魅力的な地域やアバター...全盛期のFreebie Galaxyのような場所を見たことは、愉快でありながら、心を揺さぶられるような体験で、決して忘れることはないでしょう。」
Bad Unicornのお店のページには、もっといろいろなものがあります!
来月のおすすめバーチャルワールドニュースもお楽しみに!
Snap Shot Location: NEO KABUTO CITY
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